第21話

2月14日・・・わたしにとって大切な日



始まりの日が終わりの日になる



わたしは覚悟を決めて彼の元へ歩みを進めた



彼はわたしではない女の子の肩を抱き微笑んでいた



彼の目の前に立ち、わたしは小さな箱を出した



彼はそれを受け取り、そして・・・



「言って・・・」そう、呟いた



わたしは何も言わなかった。只・・・笑ってその場を後にした

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