第15話
その日を栄に青のわたしに対しての態度が一変した
病院では椅子に座るのではなくベッドに腰掛け歯の浮くような甘いセリフを口にしたり
退院した途端、「一緒に住もう」「引っ越しだ」
大学へ通えるようになればどこに行くのも必ず一緒
終いにはバイト先まで一緒にした
両親曰く「今に始まった事じゃない」らしい
小・中・高…そして大学も全て、青がわたしに合わせていた
わたしはこれからも青の愛に包まれて過ごして行くのだろう
それも悪くない…そう思えた
「青…大好き」
わたしが言えば満面の笑みで
「俺は紫を愛してる」
倍にして返してくれる
これがわたし達の・・・
“恋愛小説”
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます