第86話

「さっきは邪魔したな」



「///」



「…ぃえ…此方こそ。朝程は失礼しました」



「…フッ…そうだな。お互い様か」



社長は笑いながら日向を抱き寄せた



俺も蘭ちゃんを抱き寄せる



「「///」」



「プッ」



カウンターの中から涼さんの笑い声



社長がムッとして



「…涼、笑うな」



「悪い…プッ…何か前にもあったな」



「・・・」



「ぅうん…所で、ちゃんと話せたの?」



「うん。南、色々とありがとうね」



「私は何にも…疾風がした事よ」



「でも、おかげで…結婚する事になったし」



「…はっ?」



「そういう事よ」



「…そういう事って…」



「…良かったな。風上」



「はい!」



「それは、おめでとう。そんな2人に僕から…」

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