蘭side

神夜は優しい

それは、『誰にでも』・・・

私を特別に思ってくれているのは分かってる

交際を隠す事もしないから会社の人も知っている

でも・・・

神夜は『誰にでも』優しいから・・・

「昨日、風上さんに相談に乗って貰ったの。凄く優しかった」

「えぇ～ズルイ！抜け駆けはなしっていったじゃない!!」

「フフ・・・あたし今日、ランチしながら部長の愚痴、聞いて貰っちゃった//」

「うそ～」

はぁ～。私がここに居るの知ってるよね？

「あっ…山河さんっ・・ち、違うからね。誤解しないでね？」

こんなの気にしてたらやってらんないつぅの

「えぇ。気にしてないわ」

「そ、そう・・・」

「でもさ…何か、風上さんと、山河さんって『恋人』って感じないよね？仲のイイ『友だち』みたいな・・・あっ悪い意味じゃないから・・・」

「…そうかもね。もう付き合い長いから」

「ふ～ん。じゃあね。みんな、行こう」

・・・やってらんない

「山河…今、話し出来るか？」

「社長っ。大丈夫です」

「じゃあ、来てくれ」

～蘭side終わり～

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