第35話

「もう、お互い謝るのは止めにしませんか?」



「…いいのか?」



「えぇ。これからは、傍にいてくれるんでしょ?」



「あぁ。南がイヤだと言っても離さない。南・・・抱き締めてもイイか?」



「聞かなくても///」



「イヤ・・・ちゃんと南の思ってる事、分かりたいんだ」



「//////」



俯きながら頷く



「南?ちゃんと答えて?」



俺は覗き込みながら問いかける



「疾風さん…やっぱり、意地悪・・・」



顔を真っ赤にしながら俺を見つめる



俺は優しく抱き締めながら



「大好きだよ」



「…私も、大好き」

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