「渉、紫音、おかえり」

「あぁ、ただいま」

「早く上がって。楓と湊がウルサイのよ」

「フフッ。琴、鈴、楓と湊と遊んでて」

「「はぁい」」

「渉と紫音も上がって」

「あぁ、智と玲さんは？」

「庭でバーベキューの用意をしてるわ」

「んじゃ、俺も手伝ってくるか。紫音、少し待っててね」

「ん。待ってる」

「いい子」

「はぁ…いつまで経っても変わらないわね」

「///うん。渉が好き」

「紫音…。彩ちゃん、上の部屋借りてもイイ？」

「//なっ」

「バカ言ってないでさっさと外行ってこい」

「紫音…」

チュッ

「いい子にしててね」

「///はい」

「「はぁ」」

何度も振り返りながら行く渉を見つめ

「紫音、あたしたちも行きましょ」

「うん」

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