第57話
オギャ・・・
「栞…栞…お疲れさま」
「玲、どっち?男?女?」
「男だ」
「やった!!ねぇカッコいい?」
「フッ…あぁ、カッコいいぞ」
「あっ、彩は?」
「もう産まれたかもな…」
「そっか…あたし、頑張れた?」
「あぁ…栞は俺と、コイツの為に頑張ったよ」
「良かった…凄く痛くて、苦しかったけど何だろう…嬉しさの方が強くて…玲、あたしをお母さんにしてくれてありがとう」
「栞…俺の方こそ…ありがとう。俺を父親にしてくれて…。栞を愛する様にコイツを愛すから…」
「二人でたくさん愛してあげようね」
9月24日
天城家に元気な男の子誕生
物静かな男の子
俺に似て無口そうだ
だが、栞の様に状況を見極めているのかも・・・
俺と栞を親にしてくれたコイツを大切にする
それから、栞・・・
「愛してるよ」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます