カクヨム・アルファポリス・エブリスタ・ノベルアップ+を比較する
雨宮 徹
カクヨムについて
今回はカクヨムの基本情報を書いていきます。
・PVが作品ごと、日にちごとに確認できる。
・作品にキャッチコピーを設定できる。
・創作論というジャンルがある。
・自主企画(公式ではなく、ユーザーが運営する企画)がある。
・週間、日間などのランキングがあるが、週間ランキングが最重要(ランキング画面を開くと、一番最初に週間ランキングが表示されるため)。
・インセンティブ制度あり
説明がなくても分かると思われる項目(他サイトと類似)は飛ばしつつも、詳細を見ていきます。
最初にカクヨムの特徴として、各作品にキャッチコピーが設定できます。書籍の帯に近いですが、文字数の上限が35文字と多いです。
次に創作論というジャンルについて。他のサイトにはないジャンルで「小説を書くにあたってこうしてはどうか」「こうすると評価があがるよ」といった内容が多いです。ためになりそう……に見えて、一般論が多いので、1、2作読めば十分です。また、作風を壊しかねないので、ほどほどにしましょう。
自主企画は公式ではなく、ユーザーが運営する企画です。コンテストとは違います。「短編募集」「SF作品集まれ!」といった内容でユーザー同士でワイワイする場所です。「読み合い企画(参加しているユーザー同士で作品を読み合う)」の参加は非推奨です。律儀に他の人の作品を読む人は少ないです。もし、本作を読んでいるあなたが参加しても、他の作品を読む人は少ないでしょう。つまり、そういうことです。
様々なランキング(週間、日間など)がありますが、最重要は「週間ランキング」です。ランキング画面で一番最初に表示されるためです。週間ランキングは3段階の星による評価と作品のフォロー数で決まります。また、このランキングは一週間にもらった評価で決まります。累積方式ではないです。そのため、新しい良作を書ければ、ジャンルによっては一桁順位をとれます。
最後にインセンティブ制度について。これはPV数と文字数で決まります。文字数が絡むため500文字の小説よりも2000文字の方がインセンティブの効率がいいです。先人の知恵を総合すると、1話2000文字が適切のようです。インセンティブ的にも読者の読みやすさとしても。ちなみに、インセンティブには有効期限があり、一年で消失します。500円のAmazonギフト券から交換可能。
最後にざっくりと他のことについて、まとめます。
・異世界ファンタジー、現代ファンタジーが激戦区。
・ユーザーの交流具合は程よい。
・インセンティブはある程度の作品数、量を書かないと最低交換基準の500円のAmazonギフト券に到達しない。
5点満点で評価するなら、下記の通り。
■UI……4点
■交流の重要度……3点
■インセンティブの効率……3点
総合評価……4点
追記
魔法のiらんどからの移行作業は一番簡単。ただし、画像等は使えないので、注意が必要。
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