長い取り調べ
第83話
~2時間後~
「あっ太郎さん!大丈夫でしたか?」
「くそ~!」
「酷い目に合ったよ!」
「心配しましたよ」
「有難う、次郎」
「あの警察官しつこくてさ」
「何でも俺を無差別通り魔だと思ったらしくて」
「ギターを武器に暴れてると勘違いしやがってさ」
「確かに見えなくも無いですからね」
「次郎まで!」
「ご・ご・ごめんなさい…冗談ですよ冗談…」
「まぁいいや」
ホッとする次郎。
「それでよ、何回言っても信じてくれなくてさ」
「もう、大変だったんだよ」
「なんつ~のかな、人を見かけで判断するんだよな」
「おい!次郎!聞いてるか!」
「太郎さん、あれ」
そう言って、次郎の指さす方を見るとー
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます