本当はCallaになりたくて

第14話

側で

咲いてるだけの

名もない

花のようで良かった


なのに

あなたの花に

なりたい

いつの間にか思ってた


いつだって

綺麗だと

言われたい

いつだって

忘れずに

いて欲しい


手のひらで

掴みきれない夢も

あなたと

受けたかったわ

ゴメンネと

素直になれず一人

泣いてる雨の日曜



いつも

笑顔の理由(わけ)が

ほんとに

何も言わず分かるの?


誰も

知らないほどに

泣きたい

夜もあるわ分かって


いつだって

綺麗だと言われたい

いつだって

見つめてよ

いつまでも


目を閉じて

変わる季節も

ずっと

あなたと

過ごしたいのに

こんなにも

素直になれる時が

来たなら

辛くないのに


こんなにも

素直になれる時が

も少し

早く来たなら

こんなにも

一人きりでは

きっと

悩まず

いられたのにね

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