別行動
第7話
「自首しよっか‥」
「別にいいじゃん」
「どうする?」
「私たちだけ助かるのは嫌かも…」
「捕まったのが運悪かっただけだって…」
「親、呼び出しされないかな?」
「このまま帰されるとか」
朝の女子部屋に男子が来たことで 私たちは話し合っていた。我が2年1組、もうひとつの女子部屋にも男子が居たと言うので先生に捕まった。私たちは無事だった。気が咎めていたのだった。
「えー本日、一部の生徒がルールを守らなかったということで五色沼散策は無しの別行動となりました。」
なんとも後味の悪い最終日。1組全員が別行動になっていてもおかしくない事実。
人ってやっぱり自分をまもっちゃうのかな…
とんぼ君と一緒ならどっちでも良かったけどね☆
林間学校 最終日。
嫌な…いや、思い出に残るエピソードだった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます