第66話

その後すぐ隼人は近くのトイレにかけこんでたのを見てみんなが笑ってた






「波流」






不意にあたしの名前を呼ばれた







「あんま危ないことすんなよ」







「叶斗も黒くする?」







クスッと笑ってみる






「いや、遠慮するわ」







ほんとになんて溜息をつきながら髪をくしゃくしゃにされた







「安心する」






叶斗に聞こえないようにぼそっと言った

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