第50話
「おい、波流」
誰かに体を揺すぶられる
「倉庫に行くぞ」
起きろって無理やり体を起こされる
「ほな俺帰るわ〜またな〜」
手をひらひらってさせながら教室をでる秋を見送る
いつの間にか学校終わってた
お前寝すぎだろって叶斗に笑われた
かばんをもって、眠たい足を駐輪場に運んだ
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