第33話
あたしが部屋をきょろきょろしているうちに叶斗が、さっきあったことを話してた
状況説明が終わったあと
「おい」って声が聞こえたから目を向けてみる
「で?お前しゃべれねぇの?挨拶もなしかよ」
びっびてんのかよと銀髪が鼻で笑ってきた
こいつ馬鹿にしてんのか?
「まずは自分から名乗ったらいいじゃん
あと、ビビるとかありえないから銀髪野郎」
あたしの一言に沸点が低いのかぎゃあぎゃあ聞こえるけどあたしは相手にしない
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