15

第15話

少し早く着きすぎてしまった。展望所で景色を眺めていた。

これから新しい生活が始まる、少し不安だけどオッパがいるから大丈夫だよね…そんな不安とワクワクを胸に景色を眺めていた。


その後はお昼を食べて、お店を見て回ったそして到着口の所で待っていた。


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:


韓国便が到着したとのアナウンスがあった。ジフンオッパからも


〈荷物受け取って検問通るからあと15分くらいかかるかも〉


と連絡があった。なんか分かんないけどめっちゃ緊張してきた…何年ぶりに会うの??と思いながらゲートが開いた。

オッパを探すけどなかなか見つからない…


(えっ…顔分からないとかないよね??軽くパニックなんだけどㅎㅎㅎ)


するとスラッと背の高い男性が


「会那!」


と言ってきた、それは正しくジフンオッパだった。そう思ってかけよったら


「会那や〜」 ギューっ


ハグをしてくれた。最初はびっくりしたけどやっと会えて、顔が見えて、安心して私もハグを返した。


「やっと会えたね。オッパ」


「ありがとう…待っててくれて。会那や」


そうして手をつないで家まで帰ることにした。するとオッパが


「会那や、あのブランコの所に行きたい!会那と出会ったところ!!」


「ㅎㅎ良いよ行こ!」


そう言って私達は出会った公園に行った。

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