第54話
「今までは何を食べていたんだ」
「え…」
「何だよ、言えよ」
「…サンドウィッチとコンビニのおにぎり」
言おうか迷い、一瞬言葉に詰まったけど…呟くように言えば一瞬場の空気が変わった。
だから言いたくなかったのに…。
可哀想な奴だ、と思われたくない。
「そうかよ」
それだけ言うと、それ以上喋ることはなかった。
食事を終えるとリビングの床に座らされ、久我昴はソファーに座ると冷たい瞳で見下ろされた。
ゴクリと生唾を飲み込む。
「正直に言え、なんで雷神のことを知っていた」
「え…」
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