第100話

ずんずんと、タムタは二人の随分前を張り切って歩いていた。

「落ち着いた?」

サリッシュの少し前を歩いているレッドが、振り向いて訊いてくる。

俯き加減の顔を上げて「俺?なんで?」小首を傾げた。


サリッシュが並ぶまで立ち止まり、サリッシュに歩調を合わせて歩く。

「店に入ってきた時、顔色悪かったから」

「…そうか……」

そう答えるのが精一杯だった。

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