第19話
みんながこのあとどうするかと相談し鞄を手に取り教室を出ていくなか、私も帰ろうと伸びをして立ち上がった。
「……あ、あの“
リュックを背負おうとしたら女子に声をかけられた。ちなみに西山は私の名字。
『…?』
お腹空いてるから早く帰りたいんだけどな。
「今日駅で見かけたんだけどまさか同じクラスだったんだね!…あ、あのよかったら今からみんなでご飯食べに行かない?」
私のことをみていた女子数人が近くにきた。
もしかして友達探しかな?
『ごめんなさい。今日予定があって』
「そっか、じゃあまた行こうね」
『本当にごめんなさい。また明日』
笑みを浮かべ軽く手を振ると、彼女達は頬を赤らめ手を振り返してきた。それをみてリュックを背負い教室を出た。
そして家に帰った。
――――には帰らず、先程メールでみた場所へ向かった。
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