第47話

「ちょっ…雅斗くん、酷くね?俺のブロウクンハートちゃんが砕けちゃったよ!」



あたしと会った時とキャラちがくね?



キモさが追加されてる。



「おいおい、そこら辺にしとけ。黎恩が引いてるぞ」



禅さんが呆れながら言った。



「わりぃ」



「すみません」



二人は、ペコっと謝った。



やっぱり父親には敵わないか。



「じゃあ、次は恋斗ね」



楓ちゃんがテンポよく言った。



「……」



だんまりかよ。




「おい、自己紹介ぐらいしろ」




ーーゴンッ


矢雄斗は恋斗の頭に拳骨を喰らわせた。



今の物凄い音だったぞ?



大丈夫か?



「チッ…夏咲 恋斗(なつさき れんと)」



あたしの方を見ずに言った。





こいつ‥人嫌いか?



あたしの感が正しければだが。

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