第2章・学園LOVE
④Pack・恋と発情の違いとは!?
第125話
重い・・・
重いよ・・・
自分の背中ですやすやと寝息をたてるみるくを、ジローは今までこれほど大きな存在に思ったことはなかった。
確かに、彼女が欲しいって思ったけど、
元は牛だし。
あんな風に真剣に言われると、なんか…怖い…と思ってしまう。
なんか、もう、
みるくのいない遠い世界に行きたいなぁ。
『遠い世界に行きたいの?』
「おう。みるくのいない遠い世界に…」
『へぇ、じゃぁ、君のためにせっかく人間になったみるくさんを裏切るんだ?』
「裏切るってなんだよ?俺はさぁ、牛なんかに彼女になってくれなんて頼んだ覚えはねぇ。」
『酷い奴だな。あんな優しい人をそんな風に思ってるんだ?』
「あー?なんだよお前、さっきからよぉ。誰なんだよ。」
ジローは自分が真っ暗闇の中にいることに気付いた。
「てか、ここ何処だ?」
『今さら気付いたの?』
声の主はクスクス笑いながら暗闇から姿を現わした。
「蔵田!?」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます