第72話

ナツキはペッタンコの胸を押さえながら崩れ落ちた。


「ショック…」


みるくはそんなナツキをどうしたらいいのか解らなかった。


「? ごめんね。」


と、とりあえず謝ってみた。ナツキは立ち上がり、


「違うよ。こればっかりはどうしようもない…

ってか、あんた下着着けてないの?」


と、ちらっとみるくのスカートをめくった。


「パンツも穿いてないじゃん!?」



みるくは恥ずかしそうにスカートを押さえながら恐る恐る聞いた。



「あのぅ、パンツって、何?」



「ぇえ!?パンツって、あのパンツじゃん。今まで生きてきて穿いたことあるでしょ?」



目を丸くするナツキに、みるくは困りながら首を横に振った。


「今まで穿いたことないよ。」



「どんな人生!?パンツ穿いたことない人生って…」



ナツキは呆れて言葉を失ってしまった。

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