一匹狼

P.118

朝、いつもの場所に送ってもらい、いつも通り昇降口へ向かう。




カタン


………


はぁー


バタン



自分の下駄箱を開けて、軽くため息をついてからそのまま閉めた。




雅人が言った通り、炎雷が出てこないことをいいことに調子に乗っているのか、嫌がらせは日に日に酷くなっている。



最初は、紙くずとかわけのわからない手紙とかが入れられていただけだったけど、今日はもうゴミ箱状態だった。





上履きは数日前になくなった。



朝見たらなくて、仕方なく来客用のスリッパを拝借したら、帰りに切り刻まれた上履きが、ご丁寧に戻されていた。



戻ってきたところでもう使い物にならないし、新しいのを買ったところでまた同じことになるだろうから、スリッパをそのまま使っている。

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