第72話
そして黄泉町に行き、私の家の前に何人もの警官たちが囲んだ。
私をしっかり守ることを約束してくれた同僚たちを連れて、私は両親の交渉を開始した。
両親たちは私に空気がどうしてここにというのだ。警官たちはその言葉に切れかけたが、私は大丈夫だよ。ちゃんと薫に素敵な名前をもらったから。という。そういうと警官たちは落ち着きを取り戻した。
私は夕坂すみれといいます。あなたは私を空気と呼びましたが、ちゃんと名前があります。あなたはもうこの通り逃げられないのです。
なんとか自首させたいと思ったけど、難しいみたいですね。20年前に殺人を犯して逃げたあなたたち、そしてそれ以降も娘を生んだのに届出なかったのと、詐欺と殺人を繰り返しましたね。それの逮捕状です。証拠がないじゃないという母に、証拠はありますよ。もうそろそろ出て来たでしょうねというと、山に行ってる人たちから遺体が発見されたと連絡があった。そう、道じいちゃんだろうと思ったが、ふふふと笑う母。何がおかしいのかわからないけどと思うと、私たちが殺したって証拠なんてないでしょうというと、テープレコーダが服の中にありましたというとそのテープレコーダには一部始終が入っていたのだった。それを聞いてると道じいちゃんがこういい、月姫を助けてやらないと。あの子は売られてしまうのではないかというのだ。次の瞬間、ええーそうよ。私たちがあの子を産んだのは売るため。秘密を知ってしまっては殺してやるわというと、道じいちゃんを父が気絶させた後、次の音で私はそんなことってと思ったのだ。
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