第39話
私は定時でかえれると思ったのに、今日も帰れそうにない。社員一人私は残して帰らないようにしてるのだ。社員の残業に付き合う。そんな私をすみれは許してくれるだろうか。なるべく早く帰りたいのだが、社員だって同じだ。そんな時秘書が言いに来た。手伝うために私がいるんです。どんな仕事をお手伝いしましょうかというと、その社員はこういった。後は事務処理だけですと。その伝票を私が打ちましょう。というとすごいスピードで仕上げてくれた秘書。そして社員は、すみません。俺が遅いせいでというが、この社員は他にも働き口があってあっちのほうが天職なはずなのにそれを蹴りうちに入ってきた。こいつはなんでうちに入社してきたかというと笑ってこう答えた。だってこの経営してるお店は社員が自ら選んでいるし、すごく商品開発とか生き生きしてますよね。だからですよというのだ。今日はすごく助かりました。おかげで残業も1時間で済みました。お疲れさまでしたというと帰っていったのだった。私もさてと帰るかというと、秘書にまた明日なというと車を運転して家に帰る。
すると玄関ですみれがおじさん、お帰りというと母もお疲れといい出迎えてくれるのであった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。