第62話

そして大会の日になった。

譲は車いすの部で1000メートル。それにしてもあの車いすかっこいいと思ってしまった。すると麗ちゃんが来て、譲に声援を送ってるのだ。そして車いすの部は譲が圧勝だった。コーチは譲はすごい。駆け引きがうまいんだよ。というと、弱くしたり強くしたり調節するってことかあと思うと、コーチがかおちゃんもゲームを作るのはかおちゃん自身だって思ってね。そして楽しんでね。と言われた。その時だった。麗ちゃんがゲッという顔をした。美人さんなのにと思ったが、麗ちゃんに気付いた人が近づいてきたのだった。するとその子のお母さんが南どうしたの。というと。友達なの。よろしくねというと、南さんはお母さんと次の競技に出るみたいで言ってる。すると、かお、準備するぞっというと、次か。どうなるか楽しみだな。すると、みんながあなたが島谷薫さんね。よろしくというと、いい人ばかりだ。すると、南には気をつけてと言われた。ああーさっきの麗ちゃんが嫌な顔をした子かと思った。すると、あら、義足だ。島谷さん。このクラスで走るのというのはあの南という女の人だったのだ。早そうだし、すごいとおもった。するとみんなが南さんを厚かましそうにしたのだ。そして私は私のレースに集中するだけだ。頑張ろうと思った。

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