第23話

SIDEダイキ

数日後、ノンは動けるようになった。

俺はノンに言った。「俺は何を聞いてもノンはノンだ。ノンは俺と友達であり、ヒーローだ。だからお前の話を聞かせてくれ。」と。するとアオイが「あなたの身体は誰にやられたんですか」と聞いた。

「私のお仕置きだって、親戚のおばさんからやられたの。私人殺しだって。私がケーキをねだってなかったらお父さんとお母さんは」とノンはいった。「誰だって誕生日はプレゼントとケーキぐらいねだる。お前の親は事件に遭遇しただけだろう。通り魔を恨むならわかるが、それをお前のせいにするだと、許さねえ。」って暴れそうになった。「ちょっと落ち着けって、ダイキ」というレイト。「なんでノンはその親戚に引き取られることになったの」と聞いた。ノンは「近所のおじさんに聞いたところによると、おばさんはお通夜や葬儀には参列しなかったんだって。葬儀が終わった後、私の親のお金を見て、「私を引き取る代わりにそのお金をもらう」っていって違う親戚の意見を押したんだって。私は小さかったし、わからなかったけど、でもその引き取ってくれたおじさんはいい人だったからね。おじさんは帰ってくると必ず私と一緒に居てくれて、誕生日が親の命日だからってお墓に連れて行ってくれたり、おばさんに内緒でケーキを一緒に食べに行ったりとか私をすごくかわいがってくれたの」といったノン。「おじさんはお前にされたこととか知らないのか」とレイトが聞くと、「少しは知ってたよ。私が一度、顔が青あざになってたことがあって、その夜、おばさんを怒鳴り散らしてたことがあるから。ノンを大事にしてくれって。家から出るとき、おじさんはいい人だから生まれた家の近所のおじさんとおばさんに連絡とってくれたんだよ。嬉しかったよ。でもおじさんは知らないんだよ。20万を毎月払わないとだめなことを。だっておばさんは内緒だっていったんだよ」というので、「ノン。やっと話してくれましたね。20万がなぜ必要なのかを」アオイが言うとレイトは「なんとか手を打とうぜ。俺の親父たちにいってよ」というがノンは「ダイキのお父さんは警察なんだよね。ダメ。言ったら連れ戻されるから」というのだ。俺はその言葉でノンが言った事を思い出した。「連れ戻されたら会えなくなる」そうだった。でもアオイは「ノンちゃん。僕の親が仲介に入るってのはどうでしょう。僕の親は父も母も弁護士なんですよ。」というのだ。「僕の父は吉井難(カタ)といって少し変わった弁護士なんですよね。昔から心がよめるんですけど、どうしてそうなのかはわからなくて。母はのほほんとしていますけど、仕事はびっくりして丁寧なんですよね。」というのだ。レイトは「アオイんとこ、ちょっとすごい家庭でな。お母さんはちょっと話せば長くなるけど、お父さんに拾われた人なんだよ」というので「ノン、アオイの親に話だけでも聞いてもらえ、何か解決策がでてくるかもな」というと、「わかった」というので、「早速ですが電話で来てもらっていいですか」と聞いて「ああー」というと、電話で呼び出した。

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