第314話

随分、思い入れのある人だったのかもしれない。



彼を懐かしむような顔をしている耀さんは、彼の意志をついでいたのかもしれない。




それでも、復讐や意味のない戦いに賛成できることはできないんだ。



「耀さん、終わりにしましょう。」




その一言で、耀さんは、目を閉じた。






それが合図で、この抗争は幕を閉じたのだ。






一人の人を、犠牲にして…―――

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