第80話

「昼からのハズ、だったろ。」



『あー、何かね~、今からになっちゃったんだよね。ほら、あの問題児さんから。』



“ちっ”と軽く舌打ちをして、後は何も聞きたくなかったので通話を切った。



“おいっ!”なんて聞こえたけど、それは無視。




本当、全員いいところで邪魔しやがって!!



物に当たろうと思って、机を叩こうとしたのだが目の前にいる乃威君が目に入って、それを寸前でやめた。



俺の挙動不審の行動に首を傾げたらしい彼が、俺を見つめたまま言う。



「何か、困ったことでもありました?真野、って言ってましたけど?」



い、た。



ここに、俺のもう一人が。

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