第29話

「あ、あれ?何で、私ここにいるんだろ?」



何故か自分は実家の食卓で食事を囲んでいて、周りには懐かしい面々達。



そして初めて会った家族達など、にぎわっている。





「いや、これは由々しき問題なのではないかと思うのですが…。」



「どうした?真野?」



私の独り言を聞いて入ってきてくれたのは、もちろん耶麻。



少し心配そうに覗き込んでくれる彼に少しだけ罪悪感を感じながらも、彼に聞いてみる。



「私って、何でこっちに来たんだっけ?」



「何でって…、俺に会いに来てくれたんだろ?」




そう言われると、そうだと言ってしまいそうで怖い。



いや、まあないこともないかもしれないけど本来の目的はそうじゃない。

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