第13話

「え?教師?」



信じられないとでもいうように彼の声は動揺している。



うん、明らかに。




「ああ。」



「美弥さん、分かってますか!教師ですよ!あの、学校で生徒に勉強を教えるというあの面倒くさい教師ですよ!」



「だから、分かってるっつーの。もう何年教師やってると思ってんだ。」



「だって、教師ですよ!!美弥さんが一番やりそうにない、というか合ってない教師っすよ!」



「てめえ、それ以上言ったらマジで怒るぞ。」



“有り得ない、有り得ない”



と繰り返して呪文を唱えるようにして言う彼は、本当に面白い。



いや、まあ昔の彼しか知らなかったらみゃー君が教師になるなんて思わないよね。

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