第82話

「でしょ!」



「朱希は本当に、いい子だね。」




よしよしと頭を撫でている姿を、オレは部屋の隅で見守る。




ねえ、玲衣さん。









喧嘩売ってますかね?




さっきの言葉もどうせオレが何かを言うのを想定して、わざと被せて来たんでしょ?



ええ、そんなのもう分かりますよ。




何年の付き合いだと思ってんですか?







って、まだ1年の付き合いでもないみたいですけどね。



半ば諦めモードで彼を見つめていると、部屋にいるメンバーも何故かそれに応戦する。



……そんなに部屋でトランプをしたいんですか、みなさん?



いや、オレにはそれが分からんよ。

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