第28話
みゃー君って、本当によく分からない人だ。
機嫌が悪いときは、分かるんだけど、こういう時に何を考えているのかさっぱり分からない。
オレはそんなみゃー君に溜息を吐こうとすると、みゃー君はクスリと笑った。
口端を、あげた。
「まあ、楽しめや。」
そんなみゃー君を心底気に入らないのか、カラスさんは珍しく睨んでいる。
そんな緊迫した空気なのに、一人珍しく空気の読めなかった人がいた。
「あ?何の騒ぎだ?」
さっきまで椅子で寝ていた柳生君。
この状況が分からなかったということは、本当に寝ていたらしい。
そんな彼に徠が一目散で駆け寄って、この状況を説明し始める。
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