第21話

その声が、誰なのかというのはきっと“私”にしか分からないだろう。



それはそうだ。



私以外は、みんな初めて会うというか聞く声なのだから。





でも、私は知っていた。



彼らの、その声を。




その口調だけでも、ちゃんと彼らだとわかる。



私は思わず、彼らの名前を叫びそうになり口を塞ぐ。




それをじっと見ているみゃー君には、全然気が付かなかった。



それくらいに、今の私は驚き入っていた。





ど、どうして彼らがここにいるの?



おかしいでしょ。




だって、ここは大和高校で、それに、玲衣さんも朱希君も、当夜も、そしてみゃー君もいる。





なのに、どうして彼らがここにいるの?





ねえ、どうして?

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