新学期

第2話

「春休み、短かったね。」



ただいま、オレがいるのは大和高校の校庭。



短かった春休みは、よくみゃー君ことホスト教師の家に遊びに行ったりした。



文句を言いつつも、家に上げてくれたりするみゃー君はみゃー君らしい。



優しいのは、変わってない。






急に嬉しくなったオレは、この場にいながらもウフフと笑った。



そんなオレに、2人の影が後ろから伸びて来て────










「何、1人で笑ってんだよ。気色わりぃな。」



「いやいや、それは前から分かってたことだよ。こういう輩は喋りかけないのが一番だと思わない?」



…聞き慣れた声や、言われ慣れた言葉がオレの耳に届いて来た。



こんな言葉を言われ慣れたって、全然役に立たないのにね。

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