第12話

そして時経つうちに、体重は後ろにかかって行くので…





「ぐ…っ、ぐえ…ぐるじい…。」



何かの物体が私の首に纏わりついていて、首が締まって行く。



だ、誰でもいいから私を助けてください。



というか、この物体は私が苦しいと訴えたにも関わらず未だに首を締め付けている。





あわわわ、酸素が足りない。



私…死ぬ……かもしれ…ない。






そう思った時に、ようやく裕貴は私に気が向いたようだった。



私とその物体に顔を向けてから、重たそうに口を開いてくれた。





「明らかに真野、死ぬぞ。松下。」









どうやらその物体は、私に後ろから抱きついている朱希君だったようです。




というか、まだ抱きつかれているから首締まってます。



痛いっ…す。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る