第8話

「何って失礼なことを言うんだ!!超頭いいし!!沸いてなんてないし!!」



「真野が沸いてなかったら、誰も沸いてねぇよ。」




そんなに酷いのか?オレ?



怒りのメーターがふつふつと湧き上がり、頂点に達した今……





「達沙、あんた……」




と達沙に近付こうと一歩踏み出した時────








スタスタスタ…───




「前通ります。」



「あ、どうぞ。」





オレとその男の人はそう会話をして、オレはその人が通れるように一歩下がった。





でも、誰が通ったのかを確認した時に、オレはカチンと固まった。



多分、目の前にいる達沙もびっくりしていたと思う。




ゆっくりと顔をそちらに向けつつ、オレは口を開いた。







「何、やってんの?徠…。」




そう、そこにいたのは両手いっぱいにお菓子を持った徠だった。

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