第34話

と色々悪戦苦闘しているうちに、後ろにいた怖いお兄さんがオレに向かって、指を差してきた。



「朱希……そいつ連れて来い。」



それに対してびっくりしたオレ……というか、びっくりする他なんてないと思う。



どうしよう。



いや、本当にどうしよう。



怖くて、背中から冷や汗が出ているのが、見ていないのに分かる。



この勢いだったら、もしかしたら脱水症状になるかもしれない!



しかもこのまま続けられると、リンチ……いや、カツアゲされる可能性がある。



何をされるかは分からないけど……やばい事だけは分かった。



そんなピンチに襲われているのだと分かった瞬間にオレは、息を大きく吸って……






「ヘルプミイイ!」




と叫びつつ、自分の教室から逃れた。



その後、教室内で何がどうなったかはオレは知るわけがない。

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