第105話

「えへへ、マァちゃんあったかい。」



な…ななななな、何って可愛い事言うんだ…っ!!



はははははは、鼻血が…鼻血が出そうだっ!!



そう鼻を抑えようとすると…






ガシッ…───



「真野…君、何躊躇なく朱希に抱きついてるの?」



ああああ、このお声は間違いなく……



オレは抱きついていた朱希君をゆっくりと放し、顔をそちらの方向に向けた。



もちろんそのにおられたのは…






鉄壁の笑顔を保っていらっしゃる玲衣さんだった。



いや、顔は笑っているんだけどもね!!





目!!目が笑ってないわ!!



もうオレを狩ろうとしている野獣の目をしていらっしゃるわ!!



やややや、ヤバい!!



これは真野、非常にヤバい事になっているぞ!!

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