第132話
「―――…やっぱり、この婚約に関して、あなたなりの理由があるんですよね?」
「…………」
何も喋らない蘭勝さん。
……それは、肯定ととってもいいのだろうか?
沈黙が続く中で、蘭勝さんはそのまま私に背中を向けて……ゆっくりと口を開いた。
「………お前の兄貴、本当に何考えてたんだろーな。―――…本当、傍迷惑な男だぜ。」
その言葉を残して………彼はこの部屋を今度は本当に出て行ってしまった。
今の言葉は、一体どういう意味なの?
大稀さんが、何だって?
「………大稀さん。蘭勝さんに一体、何を言ったんですか?」
―――…でも、彼はこれで大稀さんのために動いてるってことが分かった。
私が好きだからとかじゃ、ないんだ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます