第71話
―――…有り得ない。
「人の物を勝手に盗らないでください。」
「んで?条件は何だ?」
その余裕の笑みが嫌いなのよ。
絶対に分かっているはずなのに、それをやめない彼に正直腹が立つ。
しかしそれを言葉にできない自分にでも、心底腹が立つ。
「………四谷さんに電話してもいいですか?」
「あん?協だあ?」
「ええ、少し用事が。」
「………」
しばらく考え込んでいた蘭勝さんだったが、それを了承して私に携帯を返してくれた。
……とりあえず、携帯は手元に返っては来た。
「四谷さんの携帯番号を聞いてもよろしいですか?」
「……知らねえのか?ったく、んじゃあ俺の携帯でかけろ。」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます