第69話

早く本題に入ってほしい。



そんな想いを込めて彼を睨みつけると、彼はニヤリを笑う。



その笑みに嫌気がさした私は彼をさらに睨みつけると、ようやく本題に入ってくれたようだ。






「どうせもうすぐ自由登校だろー?」



「……それが何か?」



「学校、しばらく休め。」



「は?」



―――…また、学校休め?



2年生まではきちんと休まず行っていたというのに、今年度何回学校を休んだと思っているんだ。



今学期も今日一度休んでしまったし、もう休みたくないと思っているのに――…この男はまた無茶を言うものだ。




まあ、もちろん。







「どうせ、拒否権なんてないんでしょう?」



「ま、そうなるな。」

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