第70話

大稀はその後、警察にまで足を運んだらしい。



しかし、自分が犯人だと言っても取り合ってくれなかったらしく……ずっとずっと塞ぎこんでいた。




流石のキングもそれについては正直参っている。



俺も早く大稀に立ち直ってほしくて、何かをしようと思うけど全く思いつかない。



その日も俺は大稀に食堂に置いてあったDVDを持って大稀の部屋に行く。



―――…今日はこれでも見て、一日大稀と過ごそう。






部屋のドアをノックして、開ける。



「大稀。今日、これでも見……」



そう言いかけた時だった。




俺は部屋の中を見て、驚いてしまう。

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