第14話
―――…協は元々、面倒見がいいので仲間のことに関して危ない時はこんな態度を取らない。
仲間でもないのにそんなことを知っているのは、砦と蘭勝、そして協がそれなりの関係であったということを表していた。
「分かったよ。さっさと、乗れ。」
「助かりましたよ、蘭サン。」
そう言って歩き始めた協を砦は未だに睨んでいて、それも協は分かっていた。
そして協が蘭勝の車の運転席に手をかけた時、蘭勝が不意に砦に声をかけた。
「ああ、そうだ。……砦。」
「?」
その呼びかけに反応した砦は協から視線を蘭勝に映す。
蘭勝は肩越しに砦を見つめて、その口端を怪しく上げる。
……砦は嫌な予感がした。
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