髑髏は舌を出す
第3話
エントランス内。
私は諏訪君に担がれていて、ランカさんはそんな私達を見て嬉しそうに顔を歪めている。
―――…こんな展開で嬉しそうに顔を歪めている彼が、羨ましくもあるけど。
カードキーと鍵をクルクルと自分の手の中で回しているランカさんは、パシッと音を立ててそれらを掴みとった。
「諏訪疑央、だよな?その女に何か用か?……お前みたいな一匹狼が攫うような価値のある女には見えねえけどな。」
―――…何気に貶されているような気もしないのは、私だけかしら。
「邪魔立てすんなら……ぶっ殺す。」
「お前が、俺を?無理だろ。」
何を根拠にしてランカさんは彼にそんなことを言っているのかは分からないが、嘘を吐いているようにも見えない。
何か、絶対的自信でもあるのだろうか?
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