第202話
「―――…どうだった?」
「…………何の話だ?」
「わざわざバツがいる高校に君を転校させたんだ。……感想くらい聞かせてくれてもいいだろう?」
白髪の彼は、『ダディ』を見ながら声を低くして睨む。
―――…憎悪に満ちた、その瞳で。
「ぶっ壊したくなる世界だった。――…全部、俺が壊してやる。」
「そ。」
嬉しそうに笑う『ダディ』は最早、普通ではない。
もちろん全てを破壊しようとしている、この白髪の男も。
「君の好きにするといいよ。君を止めるものは、もう何もないんだから。」
「……ああ。」
白髪の彼は『ダディ』をもう一度だけ見つめて、この場から離れる。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます