第150話
……この人は、どうしてこうも自由なのだろう。
いや、自由で片づけていい問題なの、これ?
チラリと真田さんの方を向くけど、とりあえず北山田先生の言葉は聞こえていないようだった。
不幸中の幸いね。
「私はお手伝いをしに来ただけです。そういう結果などは真田会長に言ってください。」
「6組と2組のサッカーの試合は、1-0で6組勝利な。」
「……人の話を聞いてください。北山田先生。」
―――…まあ、最初からこの人に理屈などを言っても仕方がないと思っていたけど、ここまで酷いともう何をしようもない。
私はとりあえずメモだけ取って、真田さんに渡すことにした。
「先程の試合みたいです。記録、お願いしますね。」
「……ありがとうございます。」
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