第33話

あの四谷さんでも見たことがないくらい驚いた顔をしているけど、心底嬉しそうな顔をしているようにも見える。



……この状況が読めないのは、私だけ?



それにどうして楔さんがこんな似つかない場所にいるの?



ランカさんが四谷さんのために動いたみたいことを言っていたけど、一体どういうこと?



意味が分からないまま、四谷さんは唇を震わせながら声を出す。







「……初代、トップ。」



―――…初代?



それは流れからして、【鳳凰連合】の初代トップってこと?





「よく知ってるね。俺がこの業界を離れてから大分経つんだけどな。」



「当たり前じゃないっすか。――…最初から目的はアナタだったんですよ。」



「……それは光栄だな。」

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