第11話

ランカさんはダチュラさんになったみたいで、黒いフードを再び被った。



それに若干違和感を持ちながらも、彼の後ろを歩いてホールに入る。



……やっぱり、煙草の匂いが充満しているし、ここの雰囲気はあまり好きじゃない。



真ん中にある目立つ領域には既に玲音さんと千鶴さん、そして修誠さんと四谷さんがソファに座っているのがここからでも見える。



千歳さんだけは立っているようだけど。








「遅かったな。」



誰に話しかけられたのかと思って、その人を見ると祐己さんだった。



どうやら御手洗いと言ってから、大分時間が経っているようなのを忘れていた。




「……えっと、外の空気を吸いたかったもので。」

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