第6話

「何ってお庭を眺めてたのよ。今、桜が咲いてて、良い季節だし」

「そういうことではありませんよ!お方様、早く中へ入ってください。家人達に顔を見られてもよいのですか」

 こんな端近にと言いながら、あたしの背中をぐいと押してきた。

 仕方なく中へと入ったのであった。

 もう少しだけ、眺めていたかった。

 けど、我慢しなければと思う。

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