第37話

さて斗真さんが来るまでどうやり過ごそう。

とりあえず教室を出て裏門まで行けばこっちのもんだ。

悪いけど隠れるのも逃げるのも得意なんでね。

今はこんな格好ですけど…

教室を早めに出て図書室で電話をかけてた俺は

遠くで乱闘が起きてるのを静かに聞いていた。

何故か桜庭と一緒に。

「なぁ。どうせ誰か迎えに来るんだろ?

一緒に連れて帰ってくんねぇ?」

圧力だな。

「なんか企んでるだろ。けど世話になってるし。

裏門まで誰も連れてこなかったらいいぞ。」

「サンキュー」

笑顔でそういった。

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